

誰にでも、多少は歩き方や姿勢のくせがあるものですが、ゆがんだ姿勢のままで長い距離を歩くと、膝や腰、足首などをいためてしまう原因に。自分の姿勢をチェックして、悪い姿勢は正しましょう。






疲れがたまって筋肉がかたくなると、歩くときの地面からの衝撃を吸収しきれなくなって、ケガにつながることも。ウオーキングの前後や、夜寝る前などにストレッチをして、使った筋肉をしっかりほぐしておきましょう。はずみをつけずに、息をゆっくりとはきながら無理せず伸ばすのがポイントです。
足を伸ばしてまっすぐ座り、つま先を持って、脚の後ろを伸ばす。
両足をできる範囲で左右に開き、顔を正面に向けて、上体をゆっくり前に倒す。
両膝を曲げて足の裏を合わせる。つま先を両手で持って、上体をゆっくり前に倒す。
左脚を右脚にかけて、右手を左膝の外側に当てて、ウエストから左にひねって、後方を見る。反対側も同様。
片方の膝を曲げる。両手で支えながら、上体をゆっくりと後ろに倒し、脚の前面を伸ばす。

正しい姿勢で歩くには、ふだんから、偏った姿勢にならないように心がけることも大切。立っているときに、どちらか片方の足に体重をかけてしまっていませんか? 左右均等に体重をかけて立つ習慣をつけましょう。止まっているときは、かばんも体の前で両手で持ちます。
また、電車の待ち時間や、オフィスでの休憩時間などを、ストレッチタイムにするのもオススメです。
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